香りの基本の「き」
この記事で、ちょうど100個目。
某所で、ちょっとさばを読んでしまいましたが、それから数日で追いついた計算になります。
今回は、香りについて、ほんのさわりだけ…というより、「香り」については、あまり深い知識がないので、「ノート」(香りの種類)について、簡単にまとめてみます。
アロマテラピーが流行して結構経つのですが、香油の「選び方」については、意外と知られていないのではないかと思いました。
一般的に、「お試し用」の小瓶がおいてあることが多いのですが、大体の方は、瓶のふたを取って、そのまま香りをかいで、好みを選んでいると思います。
ところが、この方法では、良くても「トップノート」のみ、しかも想定されるよりもずっと「強い」形でしか判断できないので、香水としてつけたり、家でアロマポットで使用すると、イメージと違う…ということがあるかもしれません。
香りには、「トップノート」、「ミドルノート」、「ラストノート」の三種類があります。
このうち、最初にくるのが、揮発性の香りである、「トップノート」です。
ただし、「ほんとの最初」は、香料を薄める「アルコール」のにおいが強いため、5分程度経ってから、本来の「トップノート」が始まると考えた方がいいと思います。
それからしばらく(30分くらい)すると、フローラル系の「ミドルノート」に変わり、そして3時間くらいたった時点で、動物系や重みのあるウッドなどの「ラストノート」がくる…というように、香りは変化しながら発せられるものなのです。
ちなみに、アロマテラピーの専門店では、香油を試す場合、薄い紙の棒状(とがった形になっています)を、渡してくれるかもしれません。
これに香油を少しつけて、「顔から離してあおぐようにしながら」どのような香りか試すのが、本来の香りを確かめるための方法だと思います。
(実際、香りのテスターが使用する方法が、これだったと記憶しています)
もし、ある程度の時間があるようでしたら、しばらく置いてからもう一度試すと、ミドルノートがどのようなものか、ある程度の予測が出来るかもしれません。
もし、そういうものが常備されていないお店の場合は、ティッシュなどにほんの少量たらした上で、顔から離して香りを確かめると、「実際に使用した場合の香り」に近くなると思います。
なお、香りについては「素人に近い」ので、もし詳しい方がいましたら、ご指摘よろしくお願いいたします。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
ぴよこさん、こんばんは。
記念となる100記事にコメントしていただき、ありがとうございます。
私自身は、「香水」はつけたことがないです。
制汗剤なども、「無香料」を選ぶくらいで、基本的に「自分がにおいを発する」というのが嫌いだったりします。
人によって好みが違うのと、香水はごく微量でないと、悪臭に変わってしまうのが大変そうで…。
それでも、気分転換に「香り」を楽しむというのは、結構魅力的です。
今度、あいそうな「軽い」物を探して、試してみるかもしれません。
女性で好きな香りですか?!
それは…考えたこともありませんでした。
皆さん、気を使っているようですね…。
投稿: mark | 2006年6月13日 (火) 21:27
こちらでは初めまして、NEOです。
少し遅くなってしまいましたが、書き込みありがとうございました。
ゲームの音楽ということで『夏夢夜話』を紹介されていましたが、KIDの音楽センスは結構好きですよ。 そのうちあの方からオススメ頂いた『close to』をプレイするつもりです。
「香水」とは少し違うかもしれませんが、「匂い」で連想したのが車内の芳香剤。
実はあまり好きではないんですよね、あれ。 どうもクルマという機械に匂いを付けるのがピンとこなくて。
クルマの匂いとくればやはりオイルの匂いが自分にはしっくりきます。
それから趣味ではないですが、高級車には皮の匂いが合います。 皮は臭いから、と芳香剤を入れているのは少し勿体無いような気がしますね。
なんだか話題が大幅にずれてしまって申し訳ありません。
「香水」に限っていえば、休日出かけるときに付けることがあります。 気分転換、というか自分を鼓舞するため、ですかね。
投稿: NEO | 2006年6月13日 (火) 22:05
NEOさん、(こちらでは)はじめまして!
KIDのゲームもご存知のようで、うれしいです。
わりと、「お気に入りの作品がある」メーカーだったりしますので。
私も、「機械」に匂いをつけるというのを嫌う気持ちは、分かります。
「その機械っぽさ」こそが醍醐味という人も、結構いますしね。
それでも、「新車のにおい」や、「タバコのにおい」が苦手な人にとっては、芳香剤を入れるのも、やむをえないのかもしれません。
特に、後者はたとえ匂いをつけてでも、私の場合は追い払いたいですし(笑)。
皮は、手入れしないと、においがきつくなりがちです。
汗と反応しやすいですしね。
きちんと手入れできるのであれば、芳香剤を入れないほうが、高級感があるのかもしれないと思いました。
やはり、男性でも香水をつける人が結構いるようですね。
気分転換という意味では、私も試す価値がありそうです。
投稿: mark | 2006年6月13日 (火) 23:01
こんばんは。
体調はいかがですか?
アロマのこと勉強になりました。
アロマはジムでしかやったことがないんですが、ポットの近くでないと香があまりよくわからないことが多いです・゚・(ノД`)・゚・。
これからも積極的に参加していきたいと思っています(*^▽^*)
投稿: ゆず | 2006年6月13日 (火) 23:20
こんばんは。
私は常に「香水」を身に着けています。
香水を買うときにサンプルの匂いで判断するので、参考にしてみますね。
どうしてもサンプルに鼻を近づけて嗅いでしまうんですよね~。
実際の匂いとサンプルの匂いってちょっと違うような気がするんだよね。周りで嗅ぐ匂いと、実際身に着けている匂いの違いかしら?
投稿: チイ | 2006年6月13日 (火) 23:28
良い香りはリラックスしますよね♪
私はたべものの仕事なので、香水は普段つけないけど、生徒さんがつけてくるのは自由なので、好きな香りだとどこの香水?ってすぐ聞いちゃう♪
昔はいつもつけてたの。
お手洗いのポプリに軽くシュッってしたり。
自分につけなくても使い道ありそうだしね。
体調はいかが?
投稿: ル・シュクル | 2006年6月13日 (火) 23:50
「アロマ」も「香水」と同じなのですね~。
「香水」も香りが変るし、その人の体臭と混ざって、それぞれの香りに変化しますよね~。
気に入った香りが自分に合うとは限らないし~。
markさんはパワフルにブログをアップされてるから驚きます♪
体調も良くなったという事ですよね~。
良かったです。
投稿: てん。 | 2006年6月14日 (水) 06:32
ゆずさん、チイさん、ル・シュクルさん、おはようございます。
何とか、体調の方はある程度回復しました。
ご心配頂き、ありがとうございます。
To ゆずさん
私など、アロマは素人同然ですから。
一応、ハーブにも「飲用」と、「香り用」の二種類があること、香水は3種類のノートが時間とともに変わるので、最初のイメージだけでは選べないことくらいが、精一杯の知識だったりします。
ポットに数滴たらすのだと思うのですが、時々補充しないと、すぐに揮発してしまうような気がします。
また、水も注意していないと、乾いてしまって恐ろしいことに(笑)。
To チイさん
恐らく、「トップノート+アルコールの強い香り」と、「それ以外のノートによる香り」の違い(加えるなら、更に「体から出る匂いとの混合」が、影響を与えると思います)から、実際につけると香りが違うという感覚になるのだと思います。
記事の中でも述べたとおり、どうしても瓶から直接香りを確かめようとしても、本来の香りとはかなり異なるものになりがちですからね。
ぜひ、少量ティッシュなどにとって、離して香りを確かめてみてはいかがでしょうか?
To ル・シュクルさん
そうなんですよね。
自分自身につけなくても、「ポプリ」や、「アロマポット」などで使えるので、香りは応用範囲が広いと思います。
ただ、お菓子を作っているとなると、お菓子自体の香りを元に判断するところがあるので、若干その妨げになるかもしれません。
そのときだけは、つけないのも正解だと思います。
投稿: mark | 2006年6月14日 (水) 06:37
てん。さん、おはようございます。
またコメントのタイミングがバッティングしてしまい、申し訳ありません。
そうなんですよね…「単体」でいい香りなのと、「自分の体につけて」いい香りをかもし出してくれるのとは、ちょっと次元が違うので、それが「香水」の奥深さだと思います。
量も、自分自身のにおいを抑えつつ、「強すぎない」量を慎重に選ぶ必要があるので、繊細さが要求されると思います。
多少、アロマと香水が混じった部分もあると思います。
アロマの場合は、比較的「トップノート」の部分が重要で、それ以外はさほど気にする必要はないのかもしれません。
何分、十分な知識がないため、プロの方からすると、つっこみどころが万点のような気がします…。
投稿: mark | 2006年6月14日 (水) 06:41