是?それとも非?
私が住んでいる富士市で、通るたびに、ちょっといやな気分になるところがあります。
そこは、ペットの販売を行っているところらしいのですが、入り口に掲げられた旗に、「大安売り」とか、「SALE」などがちりばめられています。
確かに、ペットも「商品」であり、「物」であると考えれば、納得はいくのですが、どうしても「命の安売り」をしているように見えてしまって、仕方がありません。
とはいえ、「命がなくなったものの」、大安売りなどに、お客は群がる(お肉や、魚など…)ことを考えると、安売りというのは有効な販売手段であり、命の有無だけで判断すべき問題ではないのかも…と考えたりもします。
個人的にはあまり好きになれない表記なのですが、皆さんはどうでしょうか?
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コメント
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こんばんは。
Σ(゚ロ゚;) そんな風な売り方…かわいそうですね。捨てられてしまう動物も多い世の中です。人間ってなんて身勝手なんだろうとつくづく思いました。我が家は動物は死んでしまうとかわいそうだからといって動物は飼わないことにしています
・゚・(ノД`)・゚・。
カブト虫でさえきちんと飼えないんですから。
投稿: ゆず | 2006年6月14日 (水) 20:36
ゆずさん、こんばんは。
「大安売り」で買ったペットに、果たして「定価」で買ったペットと同じ愛情を注げるのか…なんて考え出すと、ちょっときつい感じがしました。
ペットロスという言葉もありますし、「飼わない」と決めたのなら、それで通すのもまた、一つのあり方だと思います。
投稿: mark | 2006年6月14日 (水) 21:32
私もペットのセール広告を見て違和感を感じていました。
少し大きくなると価値が下がるらしいですね。
子犬や子猫のかわいい時に買って、せっせと面倒を見るのははじめだけ。
子供が飼いたいと言い出したのに、結局親が面倒を見るハメに陥ったり。
逆に可愛がってはいても、きちんと躾が出来ないとか。
隣の犬、うるさいんじゃ~!!
(ここでちょっぴりストレス発散♪)
投稿: ル・シュクル | 2006年6月14日 (水) 22:21
↑
ル・シュクルさんどうした?ストレス発散♪って(笑)
オイラはいままでペットに対して「安売り」という表現にあまり違和感を感じていませんでしたが、読み進めていくうちにナルホドーと考えを改めました。ペットってやっぱり家族の一員ですからね。
投稿: ナナスケ | 2006年6月14日 (水) 22:38
ぴよこさん、ル・シュクルさん、ナナスケさん、こんばんは。
To ぴよこさん
「命」に、「値段」をつけること自体が、本当は間違いなのかもしれません。
とはいえ、「流通」というシステムにのってしまった以上、ペットには「値段」がついてしまうのは、仕方がないとは思いますが、それを「値下げ」を武器に販売するとなると…とはいえ、売れ残ればそれこそ「保健所」…難しすぎる問題なのかもしれません。
こういった、「身近な命を大切にする」心がけの方は、私もぜひ見習いたいと思います。
ぴよこさんのやさしさが、伝わってくるようなコメント、ありがとうございます。
To ル・シュクルさん
そうなんですよね…「愛玩用」とはよく言ったもので、かわいくなくなると、飽きてしまう飼い主が、相当いるんですよね。
安売りの実態は、このコメントでようやく納得がいきました。
うちのペットも、多分近所迷惑なのだと思います…。
何しろ、朝が来ると大声で鳴きだすので。
叱ろうが、えさをおいておこうが、関係なしですから…。
安楽死を考えたことすら、ありました。
それでも、「命」を奪うことがどうしても出来ないで、今日に至っています。
To ナナスケさん
ペットの騒音は、大変ですから、ストレス発散したくなる気持ち、よ~~く分かります。
まあ、この程度なら、大目に見ていいと思います(笑)。
ペットは「家族の一員」である以上、「衝動買い」だけは、して欲しくないと私は思います。
その末路は、あまりにも悲しすぎますから…。
もちろん、「衝動買い」がきっかけであっても、きちんと最後まで面倒を見れるということであれば、幸せな出会いなのだと思います。
投稿: mark | 2006年6月14日 (水) 22:53
ども、markさん^^
以前、熱帯魚を飼っていましたが、やはり「土日特価」や「**セール」の
ポップは出てました。当時はまだ子供だったのであんまり気にしては
いなかったのですが・・。
一方で、「みんな買って! このままじゃ潰れちゃう」というクールな
大看板を出していたショップもありましたがw
20年くらい前にアクアライフやフィッシュマガジンを読んでいた人なら
聞き覚えがあるかも知れませんが「ビッグベン」という店です。
さて、命の価格についてですが。
動物に付く値段は、結局コストの総計です。野生動物であれば捕獲に
かかった手間・経費、運搬費、餌・保管料に市場性が加味されたモノで、
養殖であれば捕獲費の代わりに品種開発費や貴種の入手費用といった
モノが加味されて決めていたと思われます。
プレミアムを乗せない限りは基本的に作業費・経費、飼育・繁殖等の
ノウハウ・スキルの代価が卸価格になっているのでしょう。
詭弁ではありますが、理屈の上では命自体には価格が付いていないと
言えるのではないでしょうか。
ほんの200年くらい前までは人間にも値段が付いて大量に売買されていた
ワケですが、ある意味入手性は抜群なので相当な安値だったと思われます。
・・・プレミアを乗せる事が可能な市場価値の高い個体以外は。
ちなみに子犬は成長すると値段が下がっていく・・のではなく、子犬の
需要が高いのでプレミアムが乗っているんだと思います。そしてその
プレミアムは、成犬になるまでにかかる(かかった)人件費や諸経費よりも
高い、という事なんでしょう。
それだけ子犬に市場性があるという事で、価格を決定しているのはむしろ
買う側と言えます。
最後に、命に値段(≒価値)が付かない事を(良しとするか、否とするか、)
どう判断するかによって、この後の論調は真逆になるでしょうね。
(ケースバイケースでしょうけど)
では。
投稿: がじろうた | 2006年6月15日 (木) 16:49
がじろうたさん、コメント(しかも長文で、大変だったと思います)、ありがとうございます。
確かに…「需要と供給」という、市場のバランスの上で、ペット産業というのは、成り立っているものなんですよね。
そうである以上、むしろ「買い手」が、価格を決定し(結果、「子犬」、「子猫」は高価で取引され)、買い手に「好まれない」個体は、安売りしてでもさばきたいという、ペット産業側の気持ちも、よく分かります。
この問題ばかりは、ちょっと「正解」というものを、私自身持っていないですし、恐らく人によって、「正解」も異なるのではないかと思います。
ただ、この場合、一つだけ怖いのが、「安売りされるまでに、どのような環境で育てられたか」という点です。
子供のうちであれば矯正可能な性格でも、大人になると、なかなか直せなかったりするので、その点が気になります。
また、「悪質」な業界だと、病気を持っていたりすることもありますし…。
そのリスクが、「安売り」に含まれているのではないかと恐れています。
投稿: mark | 2006年6月15日 (木) 18:43