紅茶へのこだわり その3 ゴールデンルールの例外
紅茶には、「紅茶へのこだわり その1」で示したとおり、「ゴールデンルール」というものがあります。
これによれば、紅茶は熱湯で入れることが、大きな要件の一つとなっています。
確かに、通常であれば、熱湯で入れるのが、もっとも香り高い紅茶を味わう秘訣です。
ただし、物事には「例外」も存在するのです。
今回紹介するのは、「ダージリン ファーストフレッシュファーストフラッシュ 2006」という紅茶の場合です。
(スペルミスです。申し訳ありません…平成18年6月11日修正)
これは、「ダージリン」の、春に摘んだもので、あっさりとした味が、特徴です。
この、ダージリンという紅茶は、実は熱湯で入れると、ちょっとさっぱりしすぎる味になってしまい、十分に味が引き出せないのです。
鋭い方は、ピンと来たかもしれません。
そう、ダージリンは、「緑茶」に近いので、この味を最大に引き出すのには、熱湯よりもむしろ「85℃」程度の方が、向いているのです。
ちなみに、ダージリンは、味もどちらかというと、「緑茶」に近い感じを受けます。
ある意味では、「紅茶っぽくない」のですが、逆に言うと、日本人に受け入れられやすいということなのかもしれません。
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コメント
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「知らない」って損ですね~☆
我が家は紅茶といえばダージリンを買ってるのですが、今まで熱湯でいれてました‥
おいしさを出し切れてなかったんですねー!!
あ~~ もったいない☆
言われてみれば「ダージリンは緑茶に近い」‥ 何だか納得!!
またひとつ 知りました。ありがとうございます♪
投稿: のん | 2006年6月11日 (日) 16:57
のんさん、こんばんは。
私も、調べてみて、はじめてこの「例外」を知りました。
紅茶の専門店だと、入れ方を注意してくれるかもしれません。
(私の買っているところだと、「温度」、「時間」、「茶葉の量」が表示されていて、とっても分かりやすいです。静岡の、「松坂屋」地下に入っているお店です)
ちなみに、「ダージリン」は、日本(およびドイツ)では「ファーストフラッシュ」(春に摘むもの)が人気なのですが、実は一番品質が高いのは、「セカンドフラッシュ」(夏に摘むもの)の方だったりします。
(本文中で、「ファーストフレッシュ」となっていますが、単純なミスです…すみません)
日本人の感覚だと、どうしても、一番早い芽を摘んだものが高級というイメージがあるのですが、実は違うというのも、記事の中にあるリンクで、はじめて知りました。
紅茶も、本当に奥が深いです。
投稿: mark | 2006年6月11日 (日) 17:21
私も紅茶が好きデス。
でも、全然こだわってなくて・・(^。^;)
やっぱり、温度も
大切な要因なんでしょうね。
markさんが入れた紅茶飲んで見たいわぁw
投稿: emii | 2006年6月11日 (日) 17:33
emii(エミ…で読み方はよろしいのでしょうか?)さん、はじめまして!
紅茶は、「ゴールデンルール」というのがあって、それを守れば、ほとんどの紅茶を美味しく飲むことが出来ます。
ゴールデンルールは、検索するか、私のblogの「コーヒー、紅茶関係」のところに、載っておりますので、一度目を通されると、よろしいかと思います。
ただ、あくまで「基本ルール」なので、このように、「例外」も存在するのが、厄介なところだったりします。
とはいえ、それが「面白い」ところでもあるのですが。
ところで、いつも飲んでいるのは、ティーパックなのでしょうか?
ティーパックも、入れ方しだいで、美味しくなるので、今度記事にまとめてみようかと思っております。
またのお越しを、お待ちしております。
投稿: mark | 2006年6月11日 (日) 17:41
ぴよこさん、こんばんは。
どちらかというと、「ダージリン」は、紅茶と緑茶の中間のような味なので、「紅茶の味が好き」な人からは、意外と受けが悪かったりするようです。
日本茶も、番茶は熱湯で注ぐように、紅茶も種類によって、若干適した温度や時間が変わってくるので、もっともいい環境で味わうようにしたいものです。
ちなみに、日本は軟水なので、紅茶を楽しむ上では、恵まれた環境らしいです。
後、「ゴールデンルール」の一つに、「ポットのための一杯」という言葉がありますが、これは私の書いた「ミルクティー用」という意味の外に、「一杯分だけは入れることが出来ない」という意味もあるそうです。
一杯分だけだと、美味しく入れられないので、最低二杯分以上のお湯が必要(温度を下げないと考えると、理にかなっています)ということらしく…日本の「茶道」と同じように、奥が深いと思いました。
投稿: mark | 2006年6月11日 (日) 22:11
こんばんは~。
なるほど~ですね!妻も紅茶を飲みます。因みに私は、緑茶を飲みます。実家がお茶を作っていたので、現在も緑茶が大好きです。紅茶もそうだと思いますが、水の種類と温度により全然、味と香りが別物になってしまいますね。また、料理などで油など付いた手で茶葉に触れたりすると、例え微量でもすぐにわかります。それくらい、香りが微妙なんですよね!静岡県民としては、是非、緑茶をおすすめしたいですね。ペットボトルのお茶でない本当の緑茶を楽しんで欲しいですね!(笑)
投稿: eimeis | 2006年6月11日 (日) 22:27
お、役に立ちそうな知識!!
でも、オレっちはコーヒー派です・・・。
いや、たまには紅茶もいいかも。
紅茶で優雅に過ごすのもいいですね(←優雅かどうかは別次元の問題)
投稿: たつのり | 2006年6月12日 (月) 00:18
eimeisさん、たつのりさん、おはようございます。
To eimeisさん
eimeisさんは、緑茶党なのですね。
いかにも、「静岡県民」らしいです。
ちなみに、私も、緑茶は好きなのですが、どうしても「猫舌」なので、冷茶にしてもらって、魔法瓶で持ち歩いています。
本文中でも述べましたが、「ダージリン」は、ちょっと緑茶に近い味わいがあるので、もしかしたらeimeisさんも気に入るかもしれません。
一度、お試しあれ。
油がついた手で触ったら、さすがにお茶の味は、台無しですよね。
下手をすると、タバコを吸った手で入れても、そういう現象が発生するかもしれないくらい、「繊細」なものなので、取り扱いは結構難しかったりします。
To たつのりさん
コーヒーの記事も、いろいろありますので、よろしければ閲覧していってください。
私は、コーヒー、紅茶、ハーブティーの全てを楽しむ(緑茶だけ冷茶派)という、節操なしなので、いろいろなお茶が入り乱れると思います(笑)。
ティーカップを片手に、ちょっとした焼き菓子などをつまみながら、ゆったりとした座り方で紅茶を飲んだりすると、それだけで「優雅」な気分になれます。
もちろん、目を閉じて、自分の家であることを忘れられれば、もっと「優雅」になるのですが(笑)。
投稿: mark | 2006年6月12日 (月) 06:34
ずいぶん昔に、紅茶セミナーに毎週通っていたのですが、すっかり忘れてます…
ダージリンは沸騰したお湯じゃないほうがいいんですね~
その時の講師は、フレーバーティーは紅茶ではないと力説してました。でも私はキャラメルティーとか香りのついた紅茶も大好き。
忙しいときはティーバッグも利用します。
ティーバックじゃないよん。(笑)←ちょっと引いた???
投稿: ル・シュクル | 2006年6月12日 (月) 14:07
ル・シュクルさん、再びこんばんは(笑)。
フレーバーティーも、紅茶の一種だと私は思います。
現に、一番有名なフレーバーティー、「アールグレイ」は、通好みの紅茶として、すでに三大紅茶に並ぶ地位を確立していると思いますし。
ダージリンは、紅茶の中でも例外に当たる方だと思います。
基本は、熱湯ですね。
あれ…私の目には、「ティーバック」が、二つ並んでいるように見えますが…。
ダブル効果で、引きも二倍です(笑)。
確か、紐がついていて、袋がつながっているのは、「ティー”パ”ック」の方ですよね?
ちょっと、自信がなくなってきました。
投稿: mark | 2006年6月12日 (月) 19:36
いえいえ。紅茶の方は、パックではなく正しくはtea-bag。
よく見るとハンドバッグの形でしょ?
おパンツはT-backね。(笑)
投稿: ル・シュクル | 2006年6月12日 (月) 21:39
どうも、すみません…。
一応検索したところ、紅茶は「ティーバック」、及び「ティーパック」、「ティーバッグ」全てがヒットして、パンツのほうは「ティーバック」のみでした。
恐らく、「差別化」のために、日本ではこのような扱いになっているのでしょうが、それでも、「スペル」を見れば、一目で分かりますね。
コメントも、きちんと、「グ」と、「ク」で、分かれておりました。
ちょっとめまい(風邪が再発して…)がしていたとはいえ、失礼いたしました。
投稿: mark | 2006年6月12日 (月) 22:08