新ブログのアドレス

Twitter

  • Twitter

« 精をつける旅行 | トップページ | 蚊との戦い »

みどりの日が変わる

 来年から、「みどりの日」が変わることをご存知の方は、いらっしゃるでしょうか?

 もともとは、昭和天皇の誕生日であったため、昭和時代は「天皇誕生日」として祝日になっていたのですが、平成になって「みどりの日」と変更されたという経緯があるので、海の日ほどではないのですが、比較的「新しい」祝日だと思います。
 この、みどりの日が、平成19年から「5月4日」へと移行されます。
 (従来は、「国民の休日」という、祝日「もどき」のものでしたが、今回きちんとした祝日が三日並ぶことになります)

 後釜として、4月29日はどうなるのかというと…「昭和の日」という名称に変わります。
 本来、平成になったときに「昭和記念日」として作りたかったらしいのですが、社会情勢から断念し、「みどりの日」とした…という経緯があるようです。

 敬老の日や、成人の日など、世間一般に祝うことに反対する人がほとんどいないとされる休日については、国民の休日に関する法律上、「祝う」という表現がされております。
 これに対し、建国記念日など、異論をもつ人がある程度存するであろう祝日は、法律上「記念する」という表記を用いることで、賛美の強制を防いでいる…ようです。

 今回の「昭和の日」は、「顧み、国の将来に思いをいたす」という表現で、更に異論をもつ人に配慮した形をとっているようです。

 とはいえ、法律制定時においては、「記念する」という概念で製作されたようです。
 もっとも、「記念する」というのは肯定的な意味合いだけではなく、戦前の日本を反省するために記(しる)し念ずる」というのも、記念となるため、絶対に肯定的に捉える必要は無い…というのが、昭和の日反対派が自らを納得させるために考案した「理屈」のようです。

 まあ、それ以外にも、「昭和を記念すべき事項がいつ起きたか」という論点もあるようなのですが、あまり小難しくなるのも良くないので、割愛します。
 検索すれば、そのあたりの「裏事情」は、結構出てくると思います。

 祝日が増えると思って、喜んでいたのですが、結局「国民の休日がなくなる代わりに」なので、総数は変わらないようです。
 いっそ、ゴールデンウィークは全て「祝日にする」くらいのことをしてくれても良いのに(笑)。

« 精をつける旅行 | トップページ | 蚊との戦い »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
へえ~~!!
初めて知りました。。

ゴールデンウィークがすべて祝日・・・アハハ!
考えただけでも面白い。
でも、子供が毎日家にいる・・・。私は疲れそうだわ(>_<)

私も知りませんでした。
祝日の名称でも もめるんですね。
結局 休日の日数は変わらない‥
残念のような ホッとするような☆
チイさん同様、休みが増えれば 子供が家にいる日も増えるってことですから。

知りませんでした。
ちょっと世の中の流れに
なんとなく複雑な思いを感じています。
「昭和の日」
どのような思惑のもと、どのように色づけされていくのでしょうね。 
「昭和」をどのようにとらえていくのか・・・、いろいろな論議が出てきそうですね。


こんばんは!今頃は浜松ですね!うなぎパイの工場見学どうだったのかな~?気になる~!(≧▽≦)
みどりの日のこと初耳です。
知らなかったです。でも確かにゴールデンウィークがしっかりするって事は子供達がうちにいるって事で・・・やっぱり疲れるかも!(v_v)

「昭和の日」ってかなり語感としては微妙な気がするのですが・・。
 
しかし、何年後かの9月には大型連休が訪れるという話を聞きました。
 
海外に比べたら祝日は多い方だと聞きますので、現状のままでいいんじゃないですか?
 
(オレっちの希望としては、5月の連休の一部を6月あたりに移行してほしかったりします)

 チイさん、のんさん、つぼみさん、kussamamatakachanさん、たつのりさん、こんにちは。

 To チイさん

 今までが、「国民の祝日と祝日にはさまれている日を、国民の休日とする」という、特殊な運用で行われていたのを、きちんとした形で整えるようです。
 そのため、「国民の休日」は、基本的にはなくなることになり、結果祝日の数は変わらない…ということになります。
 もともと、国民の休日というのは、飛び石で休むことになるのを防ぐために作られたとか…。
 親にとっては、「子供が家にいる日」の数は変わらないわけで、あまり「実感は無い」かもしれませんね。
 
 To のんさん

 休日の名称、それはもうもめる原因になります。
 もし、8月15日を「終戦記念日」として祝日にしたら…と考えると、分かりやすいかも。
 戦争否定派と、肯定派で相当もめて、結局「昭和記念日」から、「昭和の日」に変わったようです。
 こんな部分でも、いまだに「戦後」というのは終わっていないようです。

 To つぼみさん

 昭和というものを振り返る…という意味では、良いのかもしれません。
 あくまで、「祝う」という文言が入っていない以上、どのような立場で昭和というものを思うのかは、個人に任されていると思います。

 とはいえ、下手をするとそろそろ「昭和を知らない子供たち」が、社会に出てくるのですが。
 時の流れを、強く感じます。

 To kussamamatakachanさん

 うなぎパイの工場は二日目だったので、時系列にそって記事を作ると、明後日に掲載予定となります。

 まあ、今までと同じで、「国民の休日」から「みどりの日」に名前が変わった…くらいに考えても、良いかもしれません。
 もともと5月4日は「祝日ではない」といいつつも、世間一般での捉え方は「祝日」そのものでしたしね。

 To たつのりさん

 まあ、「海の日」も、相当微妙でしたし(笑)。
 いっそ、ゴールデンウィーク全体を祝日として、一週間丸ごと休み!みたいにしても、面白いのかもしれません。
 (さすがに、経済的にとんでもないことになりそうですが…)

 9月に連休を作るという話も、聞きますね。
 少しでも、「経済効果を高める」ために、祝日は土日とあわせて3連休にしたい…というのが、政府の意向のようです。

 祝日が多いのは、「有給を十分に消費できない日本人にとって、強制的に休むことの出来る日を作る」という意味合いがありますからね(苦笑)。
 ある意味、仕方が無いのかもしれません。

 6月は、祝日が無いため、有給の取得率が結構高いです。
 体調も崩しがちですしね。
 そういうときこそ、「祝日」を設けるといいのですが、雨で経済効果があまり期待できない以上、政府としては消極的になる…のではないかと思っております。

こんにちは。
祝日きめも大変ですね。
賛否両論なのですからねぇ。
ゴールデンウィークは海外へ出かける人には好都合かもしれませんが日本ではどこへ行っても混雑していて動きがとれないので私はあまり好きではないんです。

 ゆずさん、こんばんは。

 確かに、ゴールデンウィークは「日本中どこでも混む」時ですしね…。
 海外へ脱出するには、好都合だとは思いますが、日本国内で旅行するには不向きだと思います。
 家でゆっくり休み、体力を回復させるのが一番(もっとも、「主婦」にとっては回復どころではないと思います…すみません)だと個人的には思っております。

 祝日を決めるにしても、「昭和天皇の誕生日」である4月29日をどうするかは、かなりもめたであろう事が予想されます。
 その人の「昭和感」が、かなり反映されると思いますので…。
 加えると、「その日が昭和を振り返るに当たり、適切な日か」という点も、議論されたようです。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: みどりの日が変わる:

« 精をつける旅行 | トップページ | 蚊との戦い »

アクセスカウンター

2020年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

BIGLOBE

  • BIGLOBE