衆愚?
最近、あるある大辞典における、納豆の報道において、データの捏造があったということが発覚するという事件がありました。
私はもともとこの番組が嫌いだったので、今回の件はかなり「喜び」を持って迎えているところがあります。
なぜ嫌いか…というと、ある食材を褒めちぎった上で、別の回ではその食材よりもこちらがいい…というようにけなすという、矛盾した態度が見られ、何を食べれば良いのか「きちんと見ている人」にとっては、混乱させられる番組だと判断したからです。
この事件で、少しはその体質が改まってくれるといいのですが…。
それにしても、これだけ一つのデータに踊らされ、納豆が店頭から消える事態が起きたというこの「日本」に対して、ぞっとさせられるのは、私の心配しすぎでしょうか?
これだけ簡単に動くのであれば、「操る」側としては、実にやりやすいと思うのですが。
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納豆、というか大豆にしてみれば、太陽に向かって一生懸命伸びていたところを刈られ、食べられた挙句「痩せたい」と言われたら堪ったもんじゃないですよね。
最近のダイエットブームも裏を返せば、飽食にあかせた命の冒涜、というのは言い過ぎでしょうか?
やはり、命をわけてくれる食べ物への感謝は忘れてはいけない、と思うのですが。
投稿: NEO | 2007年1月21日 (日) 23:01
私はこのニュースを見て「やっぱり・・・」という感じがしました。
あるあるの番組での問題は以前に何度か発覚してたと思います。
情報を発信する側が情報操作をしてどうするつもりなんだと、
起こらずに入られません(`―´)
余談ですが、私の好きな寒天商品を売っている某メーカーが
あるあるでダイエットにきく食品と紹介されて以降、
以前のように取り寄せが出来なくなってしまい、
さらには売れすぎて原料のテングサが足りなくなって、
生産中止ということまでおきました。
売れるのはいいことなのですが、なんか嫌な感じがします。
食べものを大事に出来てない世の中のような気がしてなりません・・・。
投稿: ヒメ | 2007年1月22日 (月) 00:35
ども、markさん^^
自分も「あるある大辞典」は好きではない番組の1つです。
そもそもこういう"断言系の番組"には反感を覚えるタチな
モノでして。なので"ズバリ"言うお婆ちゃんの番組も嫌いです。
番組というよりこのお婆ちゃんが大嫌いなんですけどね。
余談ですが、何でもかんでも決まっていて、それを自分は
知っている的な発言をする彼女に、NHKの「地球大進化」のDVDを
見せてやりたいです。これを見れば既定事項なんてモノは
無いという事が判るハズ。
・・・思わず興奮してしまいましたがw、「あるある~」は
良くも悪くも影響力が大きい番組になってしまい、毎回毎回
インパクトのあるネタを提供しないと視聴率が悪くなったり
するんでしょうね。その苦労を察しはしますけど・・・。
嫌いなモノは嫌いですw
もっとも、こんなにもあっさりと釣られてしまう視聴者側にも
問題はあると思いますけどねぇ・・・。
投稿: がじろうた | 2007年1月22日 (月) 00:44
番組捏造も不二家も。日本はいつからウソつきだらけになっちゃったんだろう…
一度失った信頼を取り戻すのは大変なのに。
消費者も教訓になったかも。
ひとつの食品で痩せたり健康になったりするはずないですもんね。
投稿: ル・シュクル | 2007年1月22日 (月) 07:54
NEOさん、ヒメさん、がじろうたさん、ル・シュクルさん、こんばんは。
ちょっと体調不良気味…。
最近の暴食が祟ったのでしょうか(苦笑)。
To NEOさん
まさに、その通りだと思います!
発展途上国では、「ダイエット」という言葉そのものが理解できないと思います。
やせるために食べ物を我慢するどころか、食べてなおやせようとするこの考えかたは、個人的には「自然の摂理に反する」こととしか思えません。
食べ物は、エネルギーになることでその使命を全うすると思います。
To ヒメさん
何度か問題になったことはあったようですが、ここまで「大事」になったのがはじめて…という感じかもしれませんね。
人というものは、よくも悪くも情報に左右される存在だと思います。
それだけに、情報を発信する側が、最低限のモラルを守らなければ…何も信じることが出来ないこと、ひいては自由というものそのものに影響するくらい、深刻な事態だと個人的には思っています。
物が売れないと生産者は困るのでしょうが、「売れすぎる」という事態も、ある意味売れないのと同じくらいに困惑する状況だと思います。
需要を「いびつに」作り出す情報は、結果としては供給する側にとっても損になってしまうように感じてならないです。
一番悲惨なのは、その情報によって被害を受ける「情報に関与しない供給者」でしょうしね。
ブームという形で、あっという間に大人気になり、その波が去ったら見向きもされない…。
食べ物だけではなく、「あらゆるものに」対して、大切にする心が薄れているようで、不気味な感じがします。
もちろん、そんなことは無い人もいっぱいいるのですけれどね。
To がじろうたさん
私の座右の銘が、まさにそれです!
プロフィールにも書いてあるのですが、「物事に絶対はない」ということを信条に生きていますので(笑)。
そのため、物事を断定的に捉えようとする動きには、警戒感があります。
あるあるにせよ、お昼の某番組にせよ、「断定的」な所が多いんですよね…。
インパクトのあるネタを取り上げないとならないという現場サイドの苦労は察してあまりあるものがありますが…。
それでも、許せることではないと思います。
To ル・シュクルさん
何しろ、大元の政治屋が「うそつき」で、しかも「信頼を失っても、簡単に戻ってくる」ような国ですからね…(大苦笑)。
今の日本には、ある意味「ふさわしい」事件なのかもしれません。
消費者は、本当にこれを「教訓」にして欲しいです!
ものを食べてやせようなんて考え自体がそもそも「間違い」だと、強く思いますしね。
大体、一つの食品で健康になれるなんてものがあったら、歴史的に見て、とっくにそれの栽培が盛んになり、ほかの食物を圧倒していると思うのですが…。
投稿: mark | 2007年1月22日 (月) 20:21