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お台場への旅行 後編

 前回、少し書きそびれたことがあったので、先にそれを書くことにします。
 チョコレートの流通には、二種類のパターンがある…という説明も、受けました。

Ca341713_2

 上が、仲買を通して流通するパターンで、下が組合を通じて流通するパターンです。
 どちらにも、長所と短所があるのですが…特に、「国」が仲買となっている場合、フェアトレードなどの概念を、国自体に認識させる必要があるため、なかなか難しい…ということでした。

 また、カカオの実を、冷凍保存したものも、見せてもらいました。

Ca341714

 こんな形です。
 新鮮なものは、赤や黄色に色づいているのですが、時間の経過とともに、こういった色合いになるとのこと。
 かなりの大きさで、人の顔よりも、もしかしたら長いかもしれません。

 さて、いよいよ、イベントの中で、一番興味のあった(笑)、チョコレートの食べ比べです。
 実は…食べ比べをするときには、「作法」がある…なんていう説明も、受けました。

 それによると、五感をフルに活用するとのこと。
 まず、目でツヤや、色合いなどを確認し、次に鼻で香りを感じ、そして噛み締めたときの音を聞き、それから息を止め、口の中に広がる香りと味を感じ、最後に息を吸ってしっかりと味…特に、酸味や渋みなどがどんな感じかを確認する、というのが、やり方のようです。
 そして、味を確認する際は、しっかりと「余韻」まで確認し、次のチョコレートに行く前には、必ず水などで、味覚をクリアな状態にしてから、食べる必要があるようです。
 ここまで厳密にチョコレートを食べたことは無かったので…正直、ちょっぴり緊張。

Ca341715

 それぞれのテーブルの上に、6種類のチョコレートが並べられました。
 それを、指示に従って、試食するというスタイル。
 さて、どんな味なのでしょう…?

 まずは、ピンクの入れ物に入った、ピンク色のチョコレートからです。
 これは…ストロベリーのフレーバーチョコのようです。
 ホワイトチョコなのですが、甘みと酸味が強く、普通の物とは、ちょっと異なる感じ。
 これは、オーストリアのゾッター氏(前回、オーストリアの人と書いた、その人です)の工場で作られた商品でした。

 次に、同じくピンクの入れ物に入った、茶色いチョコレート。
 こちらも、ゾッター氏の工場のものですが…チョコレートとしての風味は、ちょっと変わっていました。
 ナッツ系のような風味を感じ、ビターな味わいで、落ち着いているのですが、やはり酸味がかなり強め。
 カカオ70%のチョコレートということで、カカオの味がかなりしっかりしているものだったようです。
 酸味があるので、私にはあまり向かなかったかも…。

 そして、白い皿に直接乗っているもののうち、手前の方のチョコ。
 ダゴバ(DAGOVA)と印字されているようですが…このチョコは、非常に独創的でした。
 コーヒーのような風味で、非常に力強い感じの味わいで、余韻としてはちょっぴり渋みが残る…そんな感じの、他のチョコレートとは、一線を画するものです。
 これは、別の国のカカオを用いた、フェアトレードのチョコレート…とのことでした。

 続いて、緑の器に入っている、丸いチョコ。
 これは、製菓用のチョコなので、風味がかなり違ってくる…とのことでしたが、果たして…?
 …これも、ちょっと変わっており、香りが非常にフルーティーで、女性的な感じを受けるチョコレートでした。

 そして、白い皿の奥側のチョコ。
 これと、黄色い皿に乗っているチョコは、ゾッター氏の工場で、二つセットになって発売されているものらしいです。
 さて、お味のほどは…?
 香りは弱めで、甘みがやや強く、マイルドな感じでした。
 そして、甘さの感じが、普通の砂糖と異なり、柔らかく、非常に私好み。
 実は、砂糖ではなく、粗糖を使ったものだったようです。

 最後に、黄色い器に載っているチョコ。
 80%のものだけに、非常にビターで、くちどけもゆっくりしており、香りと味が両立している感じでした。
 カカオ豆の味がしっかりしていて、ビターかつ風味があり、これまたいい感じ。
 最初に食べたものと違い、酸味が弱いのも、私好みでした。

 そして、質問などの時間が設けられました。
 ここでも、いくつか面白いことを聞くことができました。

 まず、チョコレートの「練り」は、短いと持ち味が十分引き出せないので、しっかり時間をかける必要があるのですが、長すぎても逆に良くないため、絶妙な加減を要求されるということ。
 また、発酵によって、表面の白い部分を溶かし、風味を引き出すのと同時に、「発芽」を防止するという効果があるというのも、分かりました。

 最後に、「チョコレートの生産国が、どこであるかにも注目する」ということを教わりました。
 日本の場合、ガーナのチョコレートが70%を占めるため、味覚の根底に、ガーナのチョコレートがあるようです。
 そのため、他の国のチョコレートと食べ比べるときに、ガーナのチョコを用意して、それと食べ比べるのも、面白いということでした。
 もちろん、生産国がどこにあるかによって、フェアトレードの概念がどれくらい進んでいるか…ということに思いをはせることも、必用なようです。

 2時間という長時間でしたが、非常に密度の高い時間でした。

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コメント

 こんばんは☆こねこです♪
 
 すごいです!
 2時間の貴重な時間を3日に分けて事細かに書いてくださったこともそうですが、チョコについてここまで深く知る機会もなかったので、本当にありがとうございます。

 これから食べるときはいろいろ成分などを見てしまいそうですね(微笑)。

 酸味があるというのが意外だったこともありますが、本物を知るというのは意外の連続だったりするのかなという思いながら読ませていただきました♪

 ねこでした。ニャン☆

 こねこさん、こんばんは。

 メモに書いてあることを、必死になって書き写した…そんな感じなので、ちょっと読みにくい記事になっているかもしれませんね(苦笑)。
 ともあれ、一つ一つが、全く違う味わいで、チョコレートという食べ物の奥の深さを、感じさせられました。
 カカオの現物や、豆の現物も見ることができて、大満足です~!

 これから食べるときは…確かに、色々と成分や、国の名前などにも着目するかも。
 チョコレート、高級品だけに、奥の深い世界だと思います。
 極めるのは、ワインと同じくらいに、困難なのかもしれませんね。

コレだけ熱心にメモしている方って他にいなかったんじゃないでしょうか?
本当、チョコレートって専ら食べるだけなので
こういう製造過程を聞けるのは面白いですね。
実際作っている所もちょっと見てみたくなりました。

フェアトレードって最近ちょこちょこ聞きますが、なかなかそういう商品を売っているのをまだ見たことないです。
これからちょっとずつ増えていくんでしょうね。

 しまさん、こんばんは。

 他のブログの人も、かなり色々と工夫を凝らした記事を書いているようですよ~!
 この一個前の記事についているトラックバックから、他のブログへのリンクが載っているページにいけるので、そちらを見てみるのも、面白いかもしれません。

 チョコレート、私も製造過程については、あまり詳しくなかったので、今回は非常にいい勉強になりました。
 実際作っているところを、スライドで見ることもできて、楽しいイベントだったと思います。

 フェアトレード、確かロッテが、チョコレートを販売していたような記憶があります。
 一枚200円なので、ちょっぴり高価ですが、経緯を考えれば、納得できる値段かも。
 スターバックスや、すき家でも、フェアトレードのコーヒーを発売していたりしますよ。
 単なる「支援」ではなく、お互いにメリットのある「取引」であることが…もっと、知られていけばと思います。

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