ハーブの世界 その15 ミルクシスル
たまには、ハーブの話をすることにします。
私が買っているハーブのお店で、最近注目をあびているのが、この「ミルクシスル」というハーブです。
このハーブには、非常に強い、肝機能強化の働きがあるのです。
どのくらいすごいかというと…動物実験で、毒キノコをマウスに食べさせ、その後このハーブを注入したマウスは、ほかのマウスと違い、しっかりと生き残り、そして肝臓もダメージを受けなかったという研究結果があるくらいです。
そのため、外国では、毒キノコの解毒用として使われていることすら、あるといいます。
ほかにも、肝臓に炎症を持っている人、肝臓に負担がかかっている人にこのハーブを与えたところ、肝機能の値が、劇的に回復したという研究結果も報告されています。
お酒をよく飲む人などには、このハーブは、非常にすぐれた効果が期待できるのではないかと考えます。
また、最近の研究では、肝臓の癌に対しても、効果があるとか…。
抗がん剤と同等の効果で、しかも副作用が無いという、研究結果もあるくらいです。
まさに、このハーブは、「肝臓の友」といえるのではないか…と思います。
また、母乳の出をよくする効果もあるらしいので、授乳期の親にとっては、非常にありがたいハーブかもしれません。
もちろん、授乳期に飲んでも、副作用は無いので、安心できます。
ちなみに、このハーブは、「マリアアザミ」と呼ばれる植物から収穫できます。
種の部分なので、そのままでは抽出されないのですが、ミルで細かくひく事で、お湯に溶け出すようになるので、ハーブティーとして利用する際は、お忘れなく。
味のほうは…名前のとおり、薄いミルクのような味がします。
癖の無い味なので、そのままでも大丈夫ですし、ほかのハーブとブレンドしても、問題ないと思います。
貴重なハーブなので、ちょっと高価なのが難点ですが、非常にすぐれた効果を持つハーブだと思います。
肝臓が気になっている人には、お勧めですよ。
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コメント
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こんにちは。


ひさびさの、ハーブ記事ですね
中国茶にも、「この葉っぱは肝臓の悪いウイルスを消します」と説明されたものもありました
ほんまかいな、と思いましたが、お茶で肝臓に良いって、本当にあるんですね~

解毒効果テキメンなのも、興味津々です
ミルクシスル、調べてみたら、サプリメントにもなってるんですね。葉っぱ同様、お値段けっこうするみたいですが
頭の隅っこにおいときます

投稿: リュウ | 2009年8月27日 (木) 14:07
こんばんは☆こねこです♪
そんなにすごいんですか!!
実験もすごいですけど・・・。
肝臓って、悪くしてても自覚症状がないこともあるって聞いたので、これは定期的に使うのもいいかもしれませんね。副作用がないのであれば安心ですし(微笑)。
ねこでした。ニャン☆
投稿: こねこ | 2009年8月27日 (木) 19:42
リュウさん、こんばんは。
久しぶりに、ハーブの記事を書くことにしました。
ちょっとネタ切れ気味だったので、以前に撮影した写真を見ていたところ、まだ書いていないことに気づいて、です。
急いで書いたので、ちょっとほかのハーブの記事よりも、文章が荒いかも?
中国茶のそれは…いまいち信用が出来ませんが、このハーブの効果は、実際に臨床試験を行った上で確認されたものなので、かなり信用できると思います。
ヨーロッパのほうでは、「毒キノコ対策」として、実際にこのハーブが常備されているとか…。
なかなか、すごいハーブだと思いました。
サプリメントでも、摂取できるようです。
ただ、植物のどの部分を使っているのかが、ちょっと分かりにくいですけれどね。
私の行っているハーブのお店では、種の部分が販売されており、それをミルでひくことで、ハーブティー向けにしていました。
値段はちょっと高いですが、効果を考えると、お酒を飲むときに良いかな…と、思います。
投稿: mark | 2009年8月27日 (木) 19:45
こねこさん、こんばんは。
確かに、実験はちょっと残酷ですよね…。
とはいえ、その結果、このハーブの有効性が証明できたのですから、ここは目をつぶることにしましょう。
肝臓に対する効果が、非常に強いハーブらしいので、ウコンに代わって、お酒を飲む人の必携ハーブになる…ことも、あるのではないかと思います。
もっとも、値段がちょっとネックですけれどね(笑)。
肝臓は、自覚症状が出にくい器官ですからね…。
血液検査などを、定期的に行って、症状の前兆を確認したほうが、いいと思います。
その上で、症状があるようならば、このハーブの出番、ということかもしれません。
実際、劇的な効果があったという報告も、数多くあるようですから…。
投稿: mark | 2009年8月27日 (木) 19:49