最近、ATOKの変換が、どんどんおかしくなっていました。
ネットで調べてみると…どうもATOKの場合、時間がたてばたつほど、おかしな変換を覚えてしまい、使いにくくなるようです。
まだ1年使っていないにもかかわらず、これだけ変になってしまうのは、不可解ではありますが…とりあえず直そうとして、間違ったことをやってしまい、大変でした。
やるべきことは、「辞書・学習設定」の中の、学習の項目の下にある「詳細設定」を選び、「学習辞書のクリア」をするということだったのですが…誤って、辞書のデータ自体を削除してしまったのです。
すると…今度は、文章を細切れにして変換してしまい、全く使い物にならない状態になってしまいました。
慌ててアンインストールし、再インストールしたのですが…それでも症状が直らず、途方に暮れてしまいました。
その後、よく調べてみると、ウインドウズ7の場合は「Roaming」というフォルダーに、設定情報などが格納されていることに気づきました。
そのため、以下の手順を使い、辞書のデータを削除して、何とか直すことができました。
1.「ユーザー」のフォルダーの中にある、「ユーザー名」→「AppData」(このファイルは、隠しファイルになっているので、ツール→フォルダーオプション→表示のタブを選択して、その中の「隠しファイル、隠し(中略)を表示する」を選ぶ必要があります)→
2. 「Roaming」→「Justsystem」→「Atok26」(これは、インストールしているバージョンによって、名前が異なると思います)の中にある、
3. 拡張子(フォルダーオプションの表示で、「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外すと、ファイル名の後ろに表示されます)が「DIC」になっているファイルを削除する。
4. アンインストール(アンインストールは、最初に行っても大丈夫です)と再インストールを行う。
まだ、少しおかしなところがあります(なぜか、辞書ファイルに単語登録しようとして、失敗しました…登録自体はできているようで、変換はされるのですが、一覧が空のままです)が、とりあえず使えるレベルになり、変換もある程度回復したため、一安心です。
ちなみに、直し方は自分で試行錯誤して発見したもので…パソコンに詳しい人ならば、常識的なことなのかもしれませんが…詳しくない人や、ウインドウズ7の仕様がわかっていない人だと、厳しいと思います。
ゲームのデータなどが、このRoamingフォルダーに入っていることが多いことから、もしかしたら…と思って調べてみました。
もし、ウインドウズ7で、アンインストールしても症状が直らない…ということで悩んでいる人がいた場合は、このあたりをチェックしてみるといいかもしれません。
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